モラハラは「我慢」で終わらない。静かに壊れていくもの

はじめに読んでほしい記事

モラハラに気づいたあと、

多くの人が一度はこう考えます。

「私がもう少し我慢すればいいのかな」

「私が変われば、関係はうまくいくかもしれない」

「波風を立てなければ、きっと落ち着く」

それは、とても自然な思考です。

あなたが優しく、責任感があり、関係を大切にしようとしている証拠でもあります。

でも、最初に伝えたいことがあります。

モラハラは、我慢で終わる問題ではありません。

「我慢すれば、そのうち楽になる」は起きない

モラハラ関係では、

一時的に状況が落ち着くことがあります。

相手が優しくなる

謝ってくる

機嫌が良くなる

普通の会話ができる

その瞬間だけを見ると、

「やっぱり大丈夫かも」と思ってしまうこともあります。

でも、それは終わったのではなく、止まっているだけです。

原因が解決されていない限り、

形を変えて、必ず繰り返されます。

・言葉がきつくなる

・無視される

・機嫌で空気を支配される

・あなたが悪い前提で話が進む

そしてまた、あなたは我慢します。

我慢 → 一時的な平和 → 再発

このループは、あなたの努力では止まりません。

壊れていくのは「心」ではなく「感覚」

モラハラで本当に怖いのは、

泣くほど辛くなることや、怒鳴られることだけではありません。

静かに壊れていくのは、あなたの「感覚」です。

・嫌だと感じていい場面で、何も感じなくなる

・怒りを感じる前に、自分を責める

・不安なのに「私が弱いだけ」と思う

・自分の判断を信じられなくなる

これは、心が弱いから起きることではありません。

ずっと我慢し続けた人にだけ起きる反応です。

あなたは生き延びるために、

感覚を鈍らせただけです。

モラハラは「相手の性格」より「環境」の問題

よく言われます。

「相手が変わらないと意味がない」

「モラハラする人が悪い」

それも事実ですが、

もう一つ大切な視点があります。

モラハラが成立するのは、環境がそれを許してしまうからです。

・我慢する人がいる

・空気を読む人がいる

・責任を引き受ける人がいる

・関係を壊したくない人がいる

その優しさが、

無意識のうちに利用されてしまう。

これは、あなたの落ち度ではありません。

でも、その環境に居続けるかどうかは選べます。

我慢をやめる=戦う、ではない

距離を取ることに罪悪感を感じている人は、

モラハラ相手に距離をとる=冷たい、ではない | モラ晴らし屋も参考になります。

我慢をやめると聞くと、

強く言い返すこと

関係を壊すこと

怒鳴ること

対立すること

そう思う人も多いかもしれません。

でも、それは違います。

我慢をやめる=戦う、ではありません。

・反応を減らす

・説明をやめる

・距離を取る

・感情を渡さない

これは逃げではありません。

自分を守る行動です。

静かに、自分の領域を守ることは、

冷たさではなく、健全さです。

我慢を続けることで失うもの

我慢を続けることで、

あなたは少しずつ失っていきます。

・自分の本音

・安心感

・選ぶ力

・疲れに気づく感覚

そして、ある日ふとこう思います。

「私って、何がしたかったんだっけ」

「本当はどうしたいんだろう」

それは、突然壊れたわけではありません。

静かに、長い時間をかけて削られてきた結果です。

あなたが守るべきものは、関係ではない

大切なのは、

夫婦関係でも

家族の形でも

相手の機嫌でもありません。

あなた自身の感覚です。

・怖いと感じる

・嫌だと思う

・苦しいと感じる

それらは、間違っていません。

モラハラに気づいたということは、

あなたの感覚が、まだ壊れていないということです。

この場所について

このブログは、

正解を押しつける場所ではありません。

すぐに強くならなくていい。

すぐに決断しなくていい。

ただ、

「我慢するしかない」という思考から

一度、降りてみるための場所です。

あなたは、悪くありません。

我慢できてしまっただけです。

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モラハラ相手に期待してしまう自分を責めなくていい理由  | モラ晴らし屋

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