モラハラに気づいたあと、心が揺れ戻るのはなぜ?〜「やっぱりいい人かも」と感じてしまうあなたへ〜

モラハラに気づいたはずなのに、
・優しくされると迷ってしまう
・「考えすぎだったかも」と思ってしまう
・離れようとすると罪悪感が湧いてくる
・「自分が悪いのでは」と感じてしまう
そんな自分に戸惑っていませんか?
「せっかく気づいたのに、また迷ってしまう私は弱いのだろうか」
そう思ってしまう方も少なくありません。
でも安心してください。
それは弱さではなく、
とても自然で正常な心の反応です。
モラハラ関係の中にいる人の多くが、同じ揺れを経験します。
そしてこの揺れには、はっきりとした理由があります。

モラハラ関係に起きる「優しさの錯覚」

モラハラ関係では、

 威圧する

 無視する

 否定する

 責める
といった態度のあとに、

 急に優しくなる

 普通に会話する

 気遣いを見せる

 家族思いな姿を見せる
という変化が起こることがあります。
この落差によって、
「やっぱり悪い人じゃない」
「本当は優しい人なんだ」
と脳が錯覚してしまうのです。
これは意志の弱さではなく、
人間の脳が安心を求める働きによるものです。
苦しい状態のあとに安心を感じると、
人はその安心を強く信じたくなります。

思い出が判断を鈍らせる理由

出会った頃の優しさ
楽しかった会話
支え合った時間
家族として過ごしてきた日々
これらはすべて本物です。
だからこそ、
「全部が嘘だったとは思えない」
「昔のあの人に戻ってほしい」
そう願うのは自然なことです。
けれど、
過去の優しさと
現在あなたが感じている苦しさは
別のものです。
過去が本物だったとしても、
今の苦しさまで我慢する理由にはなりません。

優しい人ほど「情」に縛られてしまう

モラハラ関係で苦しむ人の多くは、とても優しい人です。
・自分が支えなければ
・ここで離れたら可哀想
・私が我慢すればうまくいく
・子どものために耐えるべき
そうやって相手を思いやる気持ちが、
自分自身を縛ってしまうことがあります。
でも、
あなたが苦しみ続けることは
本当の優しさではありません。
あなた自身も守られるべき存在です。

なぜ「自分が悪い」と感じてしまうのか

モラハラは、相手を責めているように見えて、

実は少しずつ相手の自己肯定感を削っていきます。
・お前が悪い
・普通はそんなことしない
・おかしいのはお前だ
・俺を怒らせるな
こうした言葉を繰り返し受けることで、
「私が悪いのかもしれない」
「私が変わればうまくいくかもしれない」
と感じるようになります。
これは洗脳ではなく、
長期間の心理的影響による自然な反応です。
気づいたあとに揺れるのは当然のこと
気づいたあとに迷うのは、

 関係を大切にしてきた証拠

 人を信じてきた証拠

 家族を守ろうとしてきた証拠

 愛情を持って向き合ってきた証拠
です。
揺れるのは、
あなたが弱いからではありません。
それだけ真剣に生きてきた証です。

揺れ戻しが起きる瞬間

次のような場面で、気持ちは揺れやすくなります。
優しくされたとき
普通の会話ができたとき
楽しかった思い出を思い出したとき
家族で穏やかな時間が流れたとき
相手が反省したように見えたとき

その瞬間、
「やり直せるかもしれない」
という希望が生まれます。
希望を持つこと自体は悪いことではありません。
ただし、
繰り返されてきた事実も同時に見つめることが大切です。

大切なのは「揺れながらも事実を見る」こと

優しい瞬間があったとしても、

 傷つく言葉が繰り返されていないか

 自分らしさを失っていないか

 顔色をうかがって生活していないか

 心から安心できているか
ここを見つめてください。
あなたの感覚は、とても大切なサインです。
心を守るためにできる小さなこと
すぐに大きな決断をしなくても大丈夫です。
まずは、
・自分の気持ちを書き出す
・信頼できる人に話す
・一人の時間を少し作る
・安心できる場所を見つける
こうした小さな行動が、
心を取り戻す第一歩になります。

最後に

モラハラに気づいたあと、
心が揺れるのは当たり前のことです。
迷いがあるからこそ、
あなたは真剣に向き合ってきたのです。
でも忘れないでください。
あなたが感じた苦しさには、理由があります。
あなたの心は間違っていません。
揺れながらでもいい。
少しずつ、自分の心を守る選択をしていきましょう。

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