モラハラは、怒鳴ったり暴力を振るうような分かりやすい形だけではありません。多くの場合、日常の言葉の中に少しずつ現れてきます。最初は「言い方がきついだけ」「機嫌が悪いだけ」と思ってしまうこともあります。しかし、同じような言葉が繰り返されると、気づかないうちに相手の心を追い詰めてしまうことがあります。モラハラをする人には、よく使う言葉のパターンがあります。この記事では、モラハラ男がよく言う言葉と、その言葉の裏にある心理について整理します。
モラハラ男がよく言う言葉20選
1 「お前のために言ってる」
一見すると優しさのように聞こえますが、実際には相手をコントロールするための言葉として使われることがあります。
2 「普通はこうするだろ」
自分の価値観を「普通」として押しつける言葉です。
3 「そんなことで怒る?」
相手の感情を軽く扱い、「怒る方がおかしい」と思わせようとします。
4 「考えすぎ」
相手の違和感を否定する言葉です。
5 「冗談だろ」
傷つくことを言ったあとで責任を回避するために使われます。
6 「被害者ぶるな」
相手が傷ついていることを否定する言葉です。
7 「そんなつもりじゃない」
自分の行動ではなく「気持ち」を理由に責任を回避します。
8 「お前がそうさせた」
怒った理由を相手のせいにする言葉です。
9 「俺は悪くない」
問題が起きても自分の責任を認めません。
10 「俺の方が大変」
相手の苦しさを受け止めず、自分の苦労を優先します。
11 「誰のおかげで生活できてる」
経済的な立場を利用して相手を支配しようとします。
12 「そんなこともできないの?」
相手の能力を否定する言葉です。
13 「お前ほんとダメだな」
人格そのものを否定する言葉です。
14 「俺が正しい」
自分の考えが絶対であるかのように振る舞います。
15 「お前の記憶違いだろ」
相手の認識を否定して混乱させます。
16 「そんなこと言ってない」
言ったことをなかったことにする言葉です。
17 「俺が怒るのはお前のせいだ」
自分の感情の責任を相手に押しつけます。
18 「俺のやり方に従え」
支配的な関係を作ろうとする言葉です。
19 「文句あるなら出ていけ」
関係の力関係を利用して相手を追い込みます。
20 「お前ほんと面倒くさい」
相手の存在そのものを否定するような言葉です。
なぜこの言葉が繰り返されるのか
モラハラをする人は、自分の不安や劣等感を隠すために、相手を下に置くことで安心感を得ようとすることがあります。そのため、言葉の中には相手を否定する自分の責任を回避する相手をコントロールするといった特徴が現れます。一つ一つの言葉は小さく見えても、それが繰り返されることで、相手の自己肯定感は少しずつ削られていきます。
大切なのは「違和感」に気づくこと
モラハラの言葉は、突然強い形で現れるとは限りません。多くの場合、日常の中の小さな違和感として現れます。最初は気のせいかもしれないと思ってしまうこともありますが、同じような言葉が何度も繰り返される場合、それは単なる口げんかではない可能性があります。
違和感を感じる感覚は、自分の心を守るための大切なサインでもあります。
次に読むと理解が深まります
▶ モラハラする人の精神構造とは ― 支配と不安が生む心理メカニズム



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