もがけばもがくほど抜けられない|モラハラ地獄が繰り返される理由

モラハラの構造・種類

もがけばもがくほど抜けられない理由

「もう終わりにしたいのに、なぜかまた同じことが繰り返される」

そう感じたことはありませんか?

関係を変えようと頑張るほど、 話し合おうとするほど、 相手を理解しようとするほど、 なぜか状況は悪くなっていく。

そして気づけば、

「やっぱり自分が我慢すればいいのかもしれない」

そう思ってしまう。

これは決して珍しいことではありません。

むしろ、

モラハラ関係ではよく起きる流れです。

「なぜこうなるのか」を構造から知りたい方は、こちらも読んでみてください。

子どもに優劣をつける親の特徴|それはしつけではなく支配です

努力すればするほど抜けられなくなる構造

普通の人間関係であれば、 努力は関係を良くする方向に働きます。

話し合えば分かり合えるし、 歩み寄れば距離は縮まる。

でも、 モラハラ関係ではそれが逆になります。

なぜなら、

関係の前提が違うからです。

こちらは「理解し合う」ために動いているのに対して、 相手は「コントロールする」ために動いている。

このズレがある限り、 努力は関係を良くする方向ではなく、

支配を強める方向に働いてしまいます。

なぜ同じことが繰り返されるのか

モラハラ関係には、 ある一定のパターンがあります。

それは、

問題 → 衝突 → 優しさ → 安心 → 再発

という流れです。

問題が起きて、 苦しい状態になる。

そこで限界を感じると、 相手の態度が変わることがあります。

急に優しくなる、 謝る、 態度が柔らかくなる。

その変化によって、

「やっぱり大丈夫かもしれない」

と感じてしまう。

でもその後、 また同じことが起きる。

この繰り返しが、

抜けにくさの正体です。

「いい子でいよう」としてしまう心理については、こちらで詳しく解説しています。

「いい子でいよう」としてしまう子の心理|なぜ自分を後回しにしてしまうのか

「優しさ」に戻される理由

この関係の中で一番厄介なのは、

ずっと悪いわけではないこと

です。

苦しい時間の中に、 時々優しい時間がある。

その優しさがあるからこそ、

「本当はいい人なのかもしれない」

と感じてしまう。

そして、

また頑張ろうとしてしまう。

でもそれは、

関係を続けるための仕組み

でもあります。

なぜ自分を責めてしまうのか

この状態が続くと、 多くの人が自分を責め始めます。

・言い方が悪かったのかもしれない ・もっと頑張れば変わるかもしれない ・自分が未熟だからこうなっている

そうやって原因を自分の中に探してしまう。

でも実際は、

関係の構造に問題がある

だけです。

どれだけ努力しても変わらないのは、

努力の方向が違うからではなく、前提が違うからです。

話し合いがうまくいかない理由については、こちらの記事も参考になります。

▶ モラハラと話し合いが成立しない理由

「普通」が書き換えられていく

この関係の中で過ごしていると、 少しずつ感覚が変わっていきます。

最初は違和感だったものが、

「これぐらい普通かもしれない」

に変わっていく。

すると、

抜けるという選択肢自体が見えにくくなる

状態になります。

抜けられないのは弱さではない

ここで一番大切なことがあります。

それは、

抜けられないのは弱さではない

ということです。

むしろ、

関係を何とかしようとしてきた結果

でもあります。

だからこそ、 自分を責める必要はありません。

抜けるために必要な視点

この関係から抜けるために必要なのは、

もっと頑張ることではありません。

むしろ、

頑張る方向を変えること

です。

相手を理解することではなく、

自分の感覚を取り戻すこと

が大切になります。

小さな違和感を大切にする

いきなり大きな行動をする必要はありません。

まずは、

・なんかしんどい ・ちょっとおかしい

その小さな違和感を、 無視しないこと。

それが、

ループから抜ける最初の一歩

になります。

まとめ

もがけばもがくほど抜けられなくなるのは、

あなたのせいではありません。

それは、

繰り返される構造があるからです。

だからこそ、

自分の感覚を信じていい

ということを、 忘れないでください。

その違和感は、 あなたを守るためのものです。

次に読むと理解が深まります

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