ガスライティングとは?
「あれ?私の記憶違いやったかな」
「私の考えすぎなんかな」
「やっぱり私がおかしいんかな」
そんなふうに、自分の感覚や記憶、自分自身を疑うようになっていませんか。
それはガスライティングかもしれません。
ガスライティングとは、相手に自分の認識や感覚を疑わせる心理操作のことです。
モラハラ関係では非常によく見られます。
ガスライティングはどうやって起きるのか
例えば、昨日言われたことで傷ついたとします。
勇気を出して伝えます。
すると相手はこう言います。
「そんなこと言ってない」
「お前の勘違いやろ」
「被害妄想ちゃうか」
最初は違和感があります。
でも何度も繰り返されると、人は少しずつ自分を疑い始めます。
「私の記憶違いなんかな」
「私が神経質なんかな」
「私が悪いんかな」
こうして、自分より相手を信じるようになっていくのです。
なぜ被害者は自分を疑うのか
多くの人は、自分のパートナーを信じたいと思っています。
嘘をついているとは思いたくありません。
だから矛盾が起きた時、人はこう考えます。
「相手が間違っている」ではなく、
「私が間違っているのかもしれない」
と。
これがガスライティングの怖さです。
優しい人ほど、自分を責めてしまいます。
モラハラでよくあるガスライティング
・そんなつもりで言ったんじゃない
・考えすぎ
・気にしすぎ
・冗談やん
・お前の受け取り方の問題
・そんなこと一回も言ってない
・みんなそう思ってるで
一つ一つは小さく見えるかもしれません。
でも積み重なると、自分の感覚を信じられなくなります。
DARVOとの違い
DARVOは、被害者と加害者を逆転させる構造です。
ガスライティングは、自分の認識を疑わせる心理操作です。
実際のモラハラでは、この二つが同時に起きることも少なくありません。
「そんなこと言ってない」
「お前の勘違いや」
そして最後には、
「俺の方が傷ついた」
となる。
これがガスライティングとDARVOの組み合わせです。
気づいた時には、自分が分からなくなる
ガスライティングを受け続けると、自分の感覚が分からなくなります。
怒っていいのか。
悲しんでいいのか。
傷ついていいのか。
何が普通なのか。
何が異常なのか。
判断できなくなっていきます。
そして相手の意見だけが正しいように感じるようになります。
最後に
ガスライティングの怖さは、暴言よりも分かりにくいことです。
殴られるわけではありません。
怒鳴られるわけでもないかもしれません。
でも少しずつ、自分自身を信じられなくなっていく。
それは心にとって大きなダメージになります。
もしあなたが、
「私がおかしいんかな」
と何度も思わされているなら。
まず疑うべきなのは、自分ではなく、その関係性かもしれません。
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