モラハラ用語|ラブボミングとは?|最初だけ異常に優しい理由

モラハラ用語

ラブボミングとは?

ラブボミングとは、相手を強く惹きつけるために過剰な愛情表現を行うことです。

英語では「Love Bombing(ラブボミング)」と書きます。

直訳すると「愛情の爆撃」です。

まるで爆弾のように大量の愛情を一気に浴びせることから、この名前が付けられました。

毎日のように連絡が来る。

頻繁に褒められる。

出会って間もないのに将来の話をする。

「運命の人だと思った」と言われる。

そんな経験はありませんか?

もちろん、本当に好意を持っている場合もあります。

しかしモラハラや支配的な関係の入り口として使われることもあるため注意が必要です。

なぜこんなに優しいの?

ラブボミングが行われる理由は、相手との距離を一気に縮めたいからです。

人は強い好意を向けられると嬉しくなります。

大切にされていると感じます。

そして相手を信頼しやすくなります。

ラブボミングは、その心理を利用して短期間で強い関係を作ろうとする行動です。

そのため、普通なら時間をかけて育つはずの信頼関係が、不自然なスピードで進むことがあります。

ラブボミングでよくある言動

  • 出会ってすぐに「運命の人」と言う
  • 毎日大量の連絡が来る
  • 過剰に褒める
  • 高価なプレゼントを贈る
  • 将来の話を急ぐ
  • 早い段階で同棲や結婚を提案する
  • 四六時中一緒にいたがる
  • 「こんなに分かり合える人は初めて」と言う

一つだけなら問題ありません。

しかし複数が重なり、しかも異常なスピードで進む場合は注意が必要です。

最初だけ完璧だった

ラブボミングが厄介なのは、本当に幸せな時間として記憶に残ることです。

だからこそ、その後に態度が変わっても忘れられません。

冷たくなった。

責められるようになった。

否定されるようになった。

それでも人は思います。

「あの頃の優しい人に戻ってほしい」

「本当は優しい人なんだ」

「私が頑張れば戻るかもしれない」

こうして関係から抜け出しにくくなることがあります。

トラウマボンドとの関係

ラブボミングは、トラウマボンドの入り口になることがあります。

最初に強い愛情を受け取ることで、その後に傷つけられても「あの頃に戻りたい」という気持ちが生まれるからです。

その結果、苦しい関係なのに離れられなくなることがあります。

詳しくはこちらの記事も参考にしてください。

モラハラ用語|トラウマボンドとは?|傷ついているのに、「やっぱり戻ろう」と思ってしまう心理

本当の愛情との違い

本当の愛情は、時間をかけて育っていくものです。

相手を知り、お互いを尊重しながら関係を築いていきます。

一方でラブボミングは、関係の深さよりもスピードを重視します。

急激に距離を縮めようとします。

そのため、「早すぎる」と感じた違和感は大切にしてほしいと思います。

まとめ

ラブボミングとは、相手を強く惹きつけるために過剰な愛情表現を行うことです。

最初だけ完璧だった。

そんな経験がある人も少なくありません。

もちろん優しさそのものが悪いわけではありません。

ただし、異常なスピードで距離を縮めようとする場合は注意が必要です。

大切なのは、言葉ではなく継続した行動を見ること。

そして、自分の違和感を大切にすることです。



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