モラハラ用語|プロジェクション(投影)とは?|自分の問題を相手も抱えていると思う心理

モラハラ用語

プロジェクション(投影)とは?

プロジェクション(Projection)とは、自分の中にある感情や欲求、不安、過去の経験などを、無意識のうちに「相手も同じように抱えている」と思い込んでしまう心理のことです。

日本語では「投影」と呼ばれます。

人なら誰でも起こることがある心の働きですが、モラハラでは相手を責めたり支配したりする場面で見られることがあります。

「それ、あんたの話ちゃうん?」

プロジェクションを一言で表すなら、私はこう思います。

「それ、あんたの話ちゃうん?」

自分の中にある感情や欲求、不安を、相手も同じように抱えていると思い込んでしまう。

それがプロジェクション(投影)です。

例えばこんな場面

例えば、自分が過去に浮気をしたことがある人。

あるいは今まさに浮気をしている人。

または浮気願望を抱えている人。

そんな人が、

「お前、浮気してるんちゃうん?」

と相手を強く疑うことがあります。

もちろん、浮気を疑う人すべてがプロジェクションとは限りません。

しかし、自分の中にある後ろめたさや願望を、「相手も同じように考えている」と無意識に思い込んでしまうことがあります。

これがプロジェクション(投影)の代表的な例です。

投影は浮気だけではありません

例えば、自分が怒っているのに、

「なんでそんな怒っとん?」

と言う。

自分が嘘をついているのに、

「お前は嘘つきや。」

と言う。

自分が人をバカにしているのに、

「お前、人をバカにしやがって。」

と言う。

自分が人を信用していないのに、

「お前は俺を信用してない。」

と言う。

どれも、自分の中にあるものを、相手も持っていると思い込んでしまう心理です。

モラハラではこんなことも起こります

例えば、私は家計の話をしているだけ。

「今月は収入が少なかったから赤字やね。」

そう事実を伝えただけなのに、

「俺のせいにするな。」

と返ってくる。

私は一言も「あなたのせい」とは言っていません。

それでも相手は、自分が責められているように受け取ってしまうことがあります。

もちろん、すべてがプロジェクションとは言えません。

しかし、自分の中にある罪悪感や後ろめたさが強いほど、「責められた」と感じてしまうことがあります。

その結果、相手が言っていないことまで勝手に補って受け取り、攻撃してしまうケースもあるのです。

なぜ投影は起こるの?

人は、自分の中にある認めたくない感情ほど、受け入れることが苦手です。

罪悪感。

嫉妬。

劣等感。

怒り。

後ろめたさ。

それらを認めるのは、とても苦しいことです。

だから無意識のうちに、「これは自分ではなく相手の問題だ」と感じてしまうことがあります。

本人には自覚がないことも少なくありません。

モラハラとの関係

モラハラでは、このプロジェクションによって被害を受ける側が混乱することがあります。

「私が悪いのかな。」

「私がおかしいのかな。」

そう思い続けてしまう人も少なくありません。

でも、一度立ち止まって考えてみてください。

本当にそれは、あなたの問題なのでしょうか。

もしかすると、その問題は相手自身が抱えているものかもしれません。

まとめ

プロジェクション(投影)とは、自分の中にある感情や欲求、不安、過去の経験などを、相手も同じように抱えていると思い込んでしまう心理です。

もちろん、すべての疑いや怒りがプロジェクションというわけではありません。

しかし、何度も身に覚えのないことで責められる。

言ってもいないことで怒られる。

話が勝手にすり替わる。

そんなことが続くなら、一度こう考えてみてください。

「それ、あんたの話ちゃうん?」

その一言が、自分を責めすぎないためのヒントになるかもしれません。


関連記事

コメント

タイトルとURLをコピーしました