モラハラ用語|コードペンデンシーとは?|苦しいのに離れられない理由

モラハラ用語

共依存(コードペンデンシー)とは?

共依存(コードペンデンシー)とは、相手を助けることが自分の役割になり、自分を犠牲にしてしまう状態のことです。

英語では「Codependency」と書きます。

依存という言葉が入っていますが、単純にベッタリ離れられないという意味ではありません。

むしろ責任感が強く、優しい人ほど共依存になりやすいと言われています。

相手のために頑張る。

相手を助けようとする。

相手を支え続ける。

気づけば、自分のことは後回しになっている。

それが共依存の始まりです。

私がいないとダメになる?

共依存の中にいる人は、こんなことを考えることがあります。

「私がいないとこの人は困る」

「私が支えないとダメになる」

「私が我慢すれば丸く収まる」

「私が離れたらかわいそう」

もちろん、その気持ちは優しさから来ています。

でも、その優しさが少しずつ自分を苦しめることがあります。

本当は限界なのに離れられない。

本当は傷ついているのに我慢してしまう。

そんな状態になってしまうことがあるのです。

溺れている人の例え話

共依存を分かりやすく例えると、溺れている人を助ける場面です。

目の前に溺れている人がいたら、助けたいと思うのは自然なことです。

手を差し伸べる。

引き上げる。

ここまでは優しさです。

でも、毎回同じ場所で溺れる。

助ける。

また溺れる。

助ける。

また溺れる。

そんなことが何年も続いたらどうでしょう。

気づけば助けている側まで疲れ切ってしまいます。

そして最終的には、自分まで一緒に沈み始めることがあります。

共依存とは、助けることが悪いのではありません。

自分まで沈み始めているのに、その手を離せなくなる状態なのです。

モラハラとの関係

モラハラ関係では、共依存が起きやすいことがあります。

最初は相手を理解したかっただけかもしれません。

支えたかっただけかもしれません。

でもいつの間にか、

「私が我慢すればいい」

「私が頑張れば変わるかもしれない」

「私が支えないと」

という考えになっていきます。

そして気づけば、自分の苦しさより相手を優先するようになります。

これが共依存の怖いところです。

愛情と共依存の違い

ここは誤解されやすいポイントです。

愛情と共依存は同じではありません。

愛情は、お互いを大切にする関係です。

一方で共依存は、自分を犠牲にしてでも相手を支えようとする状態です。

愛情は二人とも大切にします。

共依存は相手ばかりを大切にします。

だから共依存は優しさに見えて、実は自分を傷つけていることもあるのです。

離れたいのに離れられない理由

共依存の中にいると、苦しいのに離れられないことがあります。

それは好きだからだけではありません。

責任感。

罪悪感。

心配。

見捨てる不安。

様々な感情が絡み合っています。

だから周りから見れば簡単そうなことでも、本人にとってはとても難しいのです。

バウンダリーとの関係

共依存から抜け出す時に大切になるのが、バウンダリー(境界線)です。

相手の問題と、自分の問題を分けること。

相手の人生まで背負わないこと。

助けることと、犠牲になることを分けること。

それが境界線です。

モラハラ用語|バウンダリー(境界線)とは?|自分を守るために必要な線

まとめ

共依存(コードペンデンシー)とは、相手を助けることが自分の役割になり、自分を犠牲にしてしまう状態です。

優しい人。

責任感が強い人。

真面目な人。

そんな人ほど共依存になりやすいと言われています。

もし今、

「私がいないとダメになる」

そう思っているなら、一度立ち止まって考えてみてください。

本当にその人の人生は、あなた一人が背負わなければいけないものでしょうか。

助けることと、自分を犠牲にすることは違います。

あなた自身も大切にしていいのです。


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